会長挨拶 八千代ロータリークラブ 第56代会長 杉 晟
『ロータリーを学び、語り、奉仕を実践していこう。“Think”』
2022-23年度R I会長ジェニファーE.ジョーンズ氏のテーマは
「IMAGINE ROTARY」(イマジン・ロータリー)です。世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力と繋がりを生かすよう呼びかけています。
第2790地区ガバナー小倉純夫氏の地区スローガンは
「ロータリーの仲間との信頼を繋ぎ、千葉から世界を変えていこう!」です。ロータリー活動によって培われた仲間同士の信頼・友情(fellowship)を繋ぎ、千葉という地域から世界を少しずつでも変える奉仕活動(service)を起こしていこうという趣旨です。
未だコロナ禍の先の見えない状況が続きますがこのようなときこそロータリーの使命や存在価値(Purpose)、55年の歴史ある八千代ロータリークラブの強み、弱み、奉仕のあり方などをみんなで考えたいと思っています。また、今持っている以上にロータリー活動(例会)に関心を持ち、仲間との繋がりを生かして親睦と奉仕に一層の活動的なクラブになるため、以下の点に重点を置きながらみんなで行動していきます。
八千代ロータリークラブ「ビジョン2030」に沿って活動していきます。
今年度のテーマは
例会を楽しみながら、ロータリーを学び、語り、奉仕を実践していこう。
キーワードは「Think」です。
1.例会のあり方
・クラブ会員は、多忙の中、時間をやりくりし例会に出席している。
・異業種のみんなで楽しく語り、互いに聞く耳を持ちましょう。
・慣行にとらわれずベテラン、若手等がロータリーのこと、仕事のこと趣味など今まで以上に意見交換が出来るように工夫して行きましょう。
・そして多様性を認め合っていること、新しい発見があることに気付いてください。
2.親睦と奉仕についての認識を持ち例会に出席
例会は、ロータリークラブの各人にそれぞれの役割分担はありますが、長幼の序を重んじつつも上下関係がなく互いに尊敬し合って友情を育み人間力を高める(親睦)場所であると認識し、ロータリーの心(奉仕の理念)を身に付けていきましょう。
3.親睦活動を活発にする
4.各委員会委員長の心得、役割
・配布したRID2790の各委員会活動方針と八千代ロータリークラブ前年度各委員会の活動方針並びに八千代ロータリークラブ細則に記載の役割を参照してください。
・統括委員長は、各委員長、副委員長、委員と情報を共有すること、及び研修リーダーに相談し単独、または外の統括委員会や米山記念奨学会などと共同で「ロータリーのことを語る」機会を作ってもらいたい。そして、語り合った内容は卓話時間を活用して発表してください。
5.会員増強は、会員数が55名以上になるように活動しましょう。
・例会を長期間欠席している人がいたらその人をフォローしましょう。
6.戦略計画委員会
・八千代ロータリークラブ「ビジョン2030」の実現性について検証をする年度にする。
・構成メンバーはベテラン、若手等に編成替えをして多様な意見を反映させる。
見直しがあれば理事会に上程し決定する。
・委員会開催は例会終了後1時間30分、年3回程度実施する。
また、クラブ協議会に付す課題があれば上程し司会進行は戦略計画委員会が行う。
・今までの戦略特別委員会、戦略委員会を含めて戦略計画委員会と称する。
7.研修会について
・八千代ロータリークラブ「ビジョン2030」の2 中長期目標の4.に沿って研修会を実施する。
・研修会構成は会長経験者をリーダーとして複数の副委員長を置く。
・研修時間はクラブ協議会実施時及び各委員会の卓話時間を割いて研修会リーダーの下実施する。
8.奉仕活動
・ロータリー財団地区補助金を活用し「夢の教室」を実施する。
・各委員会、クラブ協議会、並びに戦略計画委員会から提案があれば理事会に上程し決定する。
・ロータリーポリオプラスへの寄付を募る。
ロータリー財団寄付金は世界で良いことをするために、各クラブに寄付の推進を強く求めています。会員一人当たりの寄付額を年次基金150ドル、ポリオプラス30ドルと目標設定されています。寄付金は各人の意思で決めることであり強要することではありません。
八千代ロータリークラブの年次基金への寄付は各人にお任せします。
一方、ポリオプラスについてはクラブ会員全員参加として1,590ドル(53名@30ドル)の目標設定で寄付を募りますが、少なくとも一人当たり2,000円を御願いしたい。
さて、最近よく聞く言葉に「unconscious bias」(アンコンシャス・バイアス)があります。無意識の偏見、無意識の思い込み、根拠のない思い込みという意味です。クラブ組織が発展(会員が増加)すると共に異業種の会員も増えます。即ち多様性を受け入れる寛容性が必要になります。また、八千代ロータリークラブは時代を読んでも迎合することなく良いと思うことに沿って行動、進化していくと思います。そして、画一的な会員でなく多様な価値を受け入れ一人一人がイキイキと活躍(奉仕)出来ると思います。みなさん、このことをイメージしてください。そして考えてください。ロータリー活動において、良かれと思って無意識に決めつけたり押しつけたりすること、即ち、自己中にならないようにお互いに気を付けましょう。
ジェニファーE.ジョーンズR I会長、小倉純夫ガバナーは、目的意識を持って行動(奉仕)すればいろいろな変化を知り更にその先を想像出来るでしょう。そしてそれらを実現するにはロータリーの繋がりに気づくとともにその繋がりを生かして積極的に奉仕行動すれば必ず新しいこと(改革)が起こると言っておられるのでしょう。私はそのように理解しております。
物事を進めるのに障害(壁)を感じることがあると思いますがその壁は自分で作っていることに気付いてください(Image)。
“Image”したとおりに壁を取り払って自由に楽しく“Think”
そして、みんなで進化し続け、いつも元気なクラブにしましょう。
幹事挨拶 八千代ロータリークラブ 第56代幹事 中村 賢治
本年度の八千代ロータリークラブ第56代幹事に就任し、重要なポストに身が引き締まる思いです。入会10年目を迎え、ロータリークラブの活動を少しずつ理解し、杉会長の下これからも学んで行く所存で御座います。
八千代ロータリークラブ「ビジョン2030」に沿った、杉会長が掲げるテーマ『例会を楽しみながら、ロータリーを学び、語り、奉仕を実践していこう。“Think”』という目標に向けて努力をしていきたいと思います。
ここ数年新入会員が増える中、コロナの影響で例会等の減少もあり、ロータリー活動を学ぶ時間が少なくなっています。個々の向上とロータリー活動や会員同士の親睦、目標計画の立て直しが急務と考えており、会員の皆様と一緒に学びながら活動をして何事にも強い八千代ロータリークラブを目指して行こうと思っております。
私自身まだまだ若輩者では御座いますが、 “失敗して学ぶ”をモットーに失敗する事を怖がらずに今年の幹事を務めてまいります。
会員の皆様には今までと変わらぬ御指導、御鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
